ラボの生き物

アフリカツメガエル

免疫学会の主催する「免疫ふしぎ未来展」という一般向けのイベントが、2007年から、5月の連休にお台場の科学未来館で催されている。
そのイベントで実験動物の例として展示したアフリカツメガエルとゼブラフィッシュを、そのまま引き取って、ラボのペットとして居室の一角で飼っている。

オタマ観察記録

アフリカツメガエル。ゼノパスともいう。左の大きいのがメス、右がオス。  他の殆どのカエルは生き餌しか食べないらしいが、このカエルは市販の亀の餌(ペレット状のもの)などでもよく食べるので、飼いやすい。
新年画像新生河本研メンバー 上の写真と同じアフリカツメガエルのメス。水中の生活に完全に適応していて、ときどき呼吸をしに水面に上がる以外は、水中でじっとしている。
上の写真の腹部のアップ。並んでいる米粒のようなものは、水圧を感知する感覚器らしい。  カエルが苦手なひとには、このぶちぶちは気持ち悪いと評判がわるい。  縫い目に見えるので、手術痕と思っていたひとがうちのラボにいた。
新年画像新生河本研メンバー ゼノパスの子ガエル達。
新年画像新生河本研メンバー ゼブラフィッシュ。ゲノムの解析が進んでいるので、発生の研究などによく使われている。 ゼブラというが、シマウマと違って、横縞。きれいな魚で、観賞用熱帯魚としても売っている。
しかし、とても敏捷かつ貪欲で、優雅さは感じられない。